食物アレルギーってどんな病気?
食物アレルギーの症状と原因ですが、
医学的な生化学的なお話しはここではやめておきますね。
◆食物アレルギーの原因は食品に含まれるタンパク質◆
体にあわないタンパク質を食べると、悪者と判断され身体の中で戦いがおきてしまうのです。
普通の人は、タンパク質は当然体に必要なので細胞に取り込まれるのですが、食物アレルギーの人は、この「身体に必要な食品のタンパク質」
がなんと、悪者扱いされて体に入ってきては
「ダメ!!!」という反応が起きてしまうのです。
そのため
「入ってきてはダメ!ダメ!」
ということで、このタンパク質に対して攻撃をはじめるのです。
すると、症状として
皮膚:じんましん、かゆみの成分が発生
消化器:腹痛、吐き気、下痢
呼吸器:せき、ゼーゼーする、呼吸が困難
になったりと、色々なところで症状が現れてしまうのです。
(コレをアレルギー反応といいます)
◆現在のお子さんの食物アレルギーの比率◆
乳幼児では5〜10%
学童期では1〜2%
のお子さんが食物アレルギーとの調査結果があります。