食物アレルギー除去食とのつきあい方②
◆私の体験談◆
◆医師から「食物アレルギー除去食」をして下さい!とい言われて・・・
私は、「食物アレルギー除去食」への不安や悲しみでかなり動揺し泣きました。自分を責めました。
が・・・
誰もが、最初はこのような気持ちになるようです。
平成9年、わが子の皮膚炎の原因が
食物であると診断され、それ以来「除去食」をしています。
最初、乳・卵・コメ・大豆・肉類・魚類と色々な食物に反応するわが子は、これらの食品が当然除去ということになりました。
そして、
「えっ!!!!!何を食べたらいいの?」と
「何をたべさせたらいいの?」
「どうしよう・・・」と、
とにかく不安で絶望という状態でした。
(平成9年頃は、まだ食物アレルギーという言葉はなかなか聞かない言葉で
小児科でも対応してくれるところは少なく、そのため食材の対応にこまりました)
そして、今度は、
「どうして・・・こんなことに・・・」と
自分を責め始めたりもしました。
◆でも、だんだん「大丈夫」という気持ちになってきます。
除去食に関して(アレルギーに関して)
たくさんの情報
・レシピ
・食材
・親の会
・対応している医療機関
・対応しているショップ
・医学的知識等
を得ることができ、周りの協力を得る機会が増えたり、こうすればいいのかなと自分なりのペースがつかめてきます。
◆あなたのペースですすめて下さい。
あなたにあった情報をみつけ、あなたのペースで対応していくことをおすすめします。
◆私は、食物アレルギーレシピを見て落ちこみました。
私は管理栄養士ということで、
「いいわね、お料理得意だから」とよく言われます。
が、私は作るより食べるの方が大好きです。
お料理は、できれば誰かに作ってもらいたいタイプです。
そして、食物アレルギーレシピを探していると、
完璧な料理レシピばかりで、私は「えっ!こんなの出来ない!」と落ち込むことが度々ありました。が、特別に考える必要はないなあと最近思えるようになりました。
◆みんながみんな料理上手ではないので安心してください
例えば、卵のアレルギーの場合、卵焼きに見えるように魚肉をつかったり、かぼちゃを使ったりと色々工夫して、卵焼きに真似て作るお母さんもいます。それをみて、出来ない自分に落ち込む必要はありませんよ。私なんか、途中あきらめて、真似ねたものを持たせることは、やめました。