「微量」なら食べれると言っても、相手には量がわからないので要注意
◆ママLさんに聞きました◆(2009年4月にインタビュー)
ママLさんの年少の娘さんは乳製品を除去しているそうですが、微量なら食べれるそうです。
ママLさんは、園で娘さんのアレルギーの症状について、
「乳製品にアレルギーがあるけれども、微量であれば、混入していても食べれるものはある」コトと伝えると
園:「何処まで、食べれるかは園では判断できないので、除去か除去しないかのどちらにして下さい。」
と言われ、ママLさんは、自分の希望する対応とは違うなあと思い、そして、対応してくれている他の園もあるのになあとも思たったら、悲しくなったそうです。
その後、ママLさんは、
給食の様子をみながら、園にその都度、
◆具体的に「このパンは食べれます」と伝えていこうかと思っていると前向きに考えていました。
◆主宰者からの一言◆
4月は園はとても忙しい時期です。
なかなか患者側の思いが伝わりにくい時期でもあります。
そこで、ママLさんのように、お子様と園の様子を見ながらということも、大切ですね。
また、今回のように
◆微量なら食べれるという除去の対応
については、園と患者側には、くい違いがよく見られます。
◆「微量」という表現は、園にとって、わかりぬく、あいまいな量
だと、思います。
ですから、今回のこのママLさんのように、今後は「このパンなら食べれる」とか、食品・商品名を提示した方が、園はまずは対応はしやすいと思います。
そんな中
◆園へのお願い◆
食物アレルギーの場合、微量・少量なら食べると、ママから聞くことがあるかもしれません。この微量・少量とはわかりにくいとは思います。しかし、母親に除去食の現状を一度しっかり聞いて見てください。何か対応がみつかるかもしれません。
◆親御さんへ◆
「微量・少量」食べれるということでも、園ではこの「微量・少量」という量がよくわからず、対応できにくいということもあります。
なるべく「具体的に商品名でこれならいい」とか、園にわかりやすく伝えることも心が得てお話し、お互いが寄り添うことで、いい対応をみつけていきましょう。