学校の合宿旅行にて「誤飲」がおきました
食物アレルギー:学校での合宿にて(国内旅行、学校関係)
ママにインタビュ
◆ホテル内の調理場での盛り付けの際に事故が起きた。
学校からの合宿旅行でホテルに滞在。
アレルギー対応ということで、調理していただきましたが、
なんと、
盛り付けの際に、
除去すべきイカのフライを盛り付けて配膳。
そして、
揚げ物のため、
中身がアレルゲンであるイカとは分からず、
しかも、本人は、除去対応ということで、まさか盛り付けられているとは思わず、
そのまま口に入れてしまいました。
そして、
その瞬間、
本人が「あれっ!」と思い口から吐き出すことに。
◆学校関係の旅行を扱う方は、「食物アレルギー」知識は必須の時代。
学校関係の旅行を扱う旅行関係の方々は、 今の時代 食物アレルギーについての理解は必須ではないでしょうか。
◆親と離れての外泊は、最終的には、子ども一人で自分の安全を確保しています。
なぜなら、
家族旅行なら、親が一緒にいて、いろいろ注意を払うことができます。
しかし、こういう学校研修では親は隣についていられません。
最終的には、子ども一人で自分の安全を確保しなければいけません。
そんな中、今回の「盛り付け間違い」は、起きてもいいのでしょうか。
◆学校での研修ということで、安心と思っていたのに・・・事故が。
学校での研修ということで、食物アレルギー児は安心感もあります。
本人は、食事は、食物アレルギー対応していると聞いているので、安心しています。
そんな、状況であれば、
疑いもなく子供は、食事を口にするでしょう。
しかし、今回、
イカフライを噛んだ瞬間「あれっ」と思い、
アレルゲンを食べると、
自分の身体が、
じんましん、かゆみ、呼吸困難が出るというコトを知っているから、
すぐに口から吐き出し、事故になることはありませんでした。
こうした、アレルギー患者の状況を理解していただき、
旅行関係の方々には、
学校関係を扱うのであれば、特に対応を考えていただきたいものです。
宜しくお願いいたします。
◆学校関係の宿泊先ホテルでは、食物アレルギー児がいることの把握が必要。
広い調理場では
調理人
盛り付け係り
配膳係り
と其々決められた箇所での役割があります。
こういう場合、
どの部署でも、統一して、全員が
食物アレルギー患者一人ひとりの対応状況を理解していないと、
今回のようなことが起きてしまうと思います。
旅行関係の皆さま、旅行会社の皆さま、何卒宜しくお願いいたします。